東北から東京に上京して6年経ち、夜が短いなと思うか思わないかの頃猫を飼い始めました。もともと実家でシーズー → トイプードルという変遷で生きてきた犬人間の私が初めて猫を飼いました。
実を言うと実家にいた頃から猫を飼いたいと常々思い、中目黒から今の家に引っ越してた理由の一つに「猫をかえる場所」というのがあった。
一緒に暮らしていたルームメイトと夜な夜なペットのおうちを開いてはいい子がいないかをずっと探していた。ルームメイトは実家で猫を飼っていたので気軽になんでも相談できてよかった。
昔少しだけ働いていたsupercrowds inc という会社にいたノルウェージャンフォレストキャットが忘れられず、飼うなら絶対長毛の猫!と決めて譲渡会にたくさん参加したり、いろんな話を聞いてジモティーを見たりなどしているうちに、とある一匹のラグドールに出会った。
長野生まれ長野育ち
子猫を探して3ヶ月くらい経った7月頃、とある理由で飼育が困難となり譲ってくれる方がいた。譲渡先はなんと長野県。そう「逃げ上手の若君」の聖地である。
しかもその長野、諏訪湖から離れて何キロも行った飯田市まで東京から6時間かけて新幹線で移動した。直前に地震やら何やらあったがなんとか譲渡してくれる人がいる飯田駅までキャリー片手に頑張って移動しお迎えすることができた。

行きも大変だったが、帰りもなかなか大変、かと思いきや全然鳴かない。もしかしたらおとなしい性格なのかもと思っていたりもした。

「ラグドール おとなしい」で検索するとそもそもラグドールというのはおとなしい性格(というより活発な性格ではない)みたいで、帰りの電車でラグドールの修正や歴史、何を食べたら良いのかなどを調べているうちに東京に着いた。
命名「ラファエロ」(かわいい)
パートナーが名付け親になり名前は「ラファエロ」となった。いつもは短く「ラフィ」と呼んでいる。
ようこそ我が家へ
ラグドールというのはそもそもサイベリアンから派生した猫種らしく、大きいもので9キロまで育つとのこと。
9キロというと人間でいうおよそ10ヶ月くらいの乳幼児と同じ大きさだ。かなりでかい。猫の平均体重はおよそ4.5キロ。バカでかねこちゃんである。

しかしこの猫、去勢もしてないのでマウンティングもするし、慣れてきたらかなり活発的。元気に育ちそう。
「猫 = 魚好き」 という固定概念に囚われていたがどうやらそんなことはないらしい。実際にカザフスタン人のルームメイトの実家の猫ちゃんも好きなものは肉。ラファエロもどうやらカツオやマグロといった赤身魚は好みではないらしく、チキンが好きなよう。
餌の安全性や、評判なども結構リサーチ(なんなら仕事の休憩中にずっと猫の餌について調べていた)してアレルギーの情報やらコスパやらを調べていた。カツオを食べてくれれば一番コスパのいい黒缶で落ち着いたのに、こいつは食べてくれない。
今は
カリカリ → ロイヤルカナン(ラグドール用)
ウェット → ニュートロデイリーディッシュ
で落ち着いている。

終わりに
いつもはテック系の記事やらを書いているので、こういうプライベートな記事を書くつもりはなかったが、たまにこういうことを書いてみるのも良いものだと思った。
子猫を飼って、会社の同僚が子供のことを話している時、共感できる部分も多々あった。流石に子供と猫を比べるのは失礼かもとその時は言わなかったが小さい命を育む精神みたいなものが発芽したように感じた。
長生きしろ。